クリムト３

「水蛇2」（Wasserschlangen2）1904-1907

≪グスタフ・クリムト≫（Gustav　Klimt 1862-1918）　オーストリア

クリムトは、女性の裸などを、官能的なテーマで描くことで知られており、≪ファム・ファタール≫（男性にとっての「運命の女」（運命的な恋愛の相手、結ばれた相手、また、男を破滅させる魔性の女性像）を、多く描いた。
「水蛇」は連作が存在しており、どれも水蛇を、水藻と漂う妖艶な女性達で表現している。水流の中で愛し合う、女性愛のナルシズムな世界感と、水蛇が水底の緩やかな流れに身を任せた、憩いの様子を描いている。

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「水蛇」は、クリムトの絵では「接吻」の次に有名な絵ではないでしょうか？艶やかな色彩と、劇場飾装の仕事で評価されていた彼らしい、装飾的デザインが特徴です。また、ジャポニズムの影響を強く受けた画家の一人で、絵画からも、日本への憧れを感じる事が出来、それが多くの人を魅了している秘訣となっているように思います。
華やかなイメージで、特に女性に人気が高く、HIRAMEKI.の殿堂デザインです。