2019年は、19世紀のオーストリア画家
グスタフ・クリムトが死去して100年の年にあたります。今年は多数の絵画が来日し、各地で展覧会が開催され、今最も注目の画家です。
HIRAMEKI.ではこのクリムトを、ブランド発起当初から約15年間、商品として展開し続けてきました。
クリムト・イヤーとなる本年、改めてクリムトに焦点を当て、魅力を再発見していきたいと思います。
グスタフ・クリムト
(1862-1918)と
愛猫のカッツェ
クリムトの作品を、制作年順に並べました。初期の頃の写実的で退廃的な画風から中期の平面的で装飾的な表現を経て、後期の色鮮やかな近代絵画風の作品に至るまで、時代の流れとともに、変化していった作風を見ることができます。
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クリムトが好んで描いたのは、男を惑わす魔性の女たち。世紀末特有の退廃的なテーマ(再生と死、愛と性)を交え、ビザンチン様式や日本の琳派などから影響を受けた装飾的な絵画を数多く生み出し、若くして画家としての成功を収めていきました。
1902年 178 cm × 80 cm
凛とした表情でポーズをとるこの女性は、クリムトが生涯にわたって心から敬愛していた女性、エミーリエ。彼女はファッションブティックを経営する、当時では珍しい女性の実業家で、締め付けのあるコルセットから女性たちを解放した「改良服」をデザインし、最先端のスタイルを提唱しました。
彼女の着る、個性的でありながらも品よく知性を感じる青いドレスは、誰にも媚びることなく、自立した女性であった彼女のために、クリムトがデザインしたものなのかもしれません。
1907-1908年 180 cm × 180 cm
パトロンやモデルにひっぱりだこのクリムトと、彼を他の女性たちと一線を画する存在で支えていたエミーリエ。お互いに結婚することなく、様々な佳境に立たされながらも生涯を共にした二人。クリムトの代名詞といっても過言ではないこの《接吻》は、クリムト自身とそのエミーリエを描いたものかもしれません。
ビザンチン、エジプト、古典的なギリシャ美術に見られる紋様と、アジアのオリエンタルなスタイルを折衷させ、独特の装飾美を作り上げた、クリムト黄金期時代の象徴的な作品です。
1905-06 110 x 110 cm
花園のカーペット、または色彩のシンフォニーと評されたこの絵は、クリムトが夏の間にエミーリエと過ごした、ドイツザルツブルグにある避暑地の庭園を描いたもの。写実的であるよりも、装飾的な表現を追求した、クリムトらしい幻想的な世界が広がっています。
1904 80 x 145 cm
HIRAMEKI.のブランド発起当初から約15年以上長く皆様に愛されてきた≪水蛇U≫。クリムトが生涯をかけて描いた魔性の女性<ファム・ファタル>像であり、様々な異国の美術装飾から着想を得た、水草や花のオブジェクトが、水の中を漂う妖艶な女性たちを彩ります。彼女たちの恍惚とした表情は、クリムトが追求した女性ならではの官能であり、夢と現実のはざまを揺蕩う様子を描き出しました。
生涯独身を貫いたクリムトですが、実はモデルやパトロンの間には、15人もの私生児が居たとか。それでも大きなトラブルなく人生を終えられたのは、クリムト自身の女性を表現することへの熱意と、女性がより自分を美しく描いてもらうことへの夢があったからかもしれません。
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